とにもかくにも同僚となったふたり。
お互いに微妙に意識しながらも
業界経験年数はほぼ変わらないので共同体制をとりつつ切磋琢磨していきます。
そんなある時、ふたりで南九州に出張に行くことになります。
ある得意先で前田主導で営業をしていたところもうひとつ客先の反応が悪い。
そこで西がフォローに回ると客先の反応が変わりました。
一応先に業界入りしていたわけですから、
当時は西のほうが商品知識、業界知識があったので当然と言えば当然のことでした。
その夜、ふたりは飲みに出かけます。その時前田は・・・・・・
前田:「正直、屈辱だった!だって相手は24歳の子坊主よ!
おれは一応前の業界ではバリバリだったし。
ただ・・・・・今日は完敗だった。
おれは今日まで慢心があったかもしれない。ゼロから始めよう!」
前田はこの日からすべての今までの実績を捨てて
ゼロからやり直す決意を新たにしました。
西はその意気込みを見て、
西:「いや〜この人はすごい。
10も年下の人間に素直に負けを認めてゼロからやり直すなんて
普通そう言えない。」
この出張でふたりの間にあったなんとなくの距離感が縮まりました。
同時にお互いに強力なライバルとして認め合い、
互いに「負けたくない!」と意識するようになりました。
それぞれの道へ 〜将来への布石〜 へ |